風変わりなヌーヴォー

oki@coo-kai

2007年11月16日 11:38

ハイ!





昨夜は11月の第三木曜日ですね!





そう。ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日でございます。





「日本は世界一早くヌーヴォーが飲める国」とは良く言いますが、昨日は世界中でヌーヴォー祭りが行われていた事でしょうね~






えーと、coo-kaiではヌーヴォーに関しては少しだけ思うところがございまして、大々的に取り扱わないのが恒例となっております・・・が!







毎年毎年、世のお祭りとはチョットはずした銘柄を、少量ですが入荷してお客様に楽しんで頂いております。





過去には


白ワインのヌーヴォー

(フランス北部ミュスカデ産。無農薬栽培&酸化防止剤無添加の純オーガニックなビオワイン)


カシス・ヌーヴォー

(春に収穫されたカシスの実から作られた今年イチバン最初のフランス・ブルゴーニュ産のチョット高級なカシスリキュール)




なんてのもご用意させて頂いてきたcoo-kai。







今年は何にしようかなぁ~?と考えた結果・・・







イタリアのヌーヴォー(右)を、ごくごく少量ですがご用意させて頂いております!




「ヌーヴォーはフランスでしょ?」




と思われるでしょうが、イタリアにも初もののお酒を飲む習慣があるんです。




性格には「ノヴェッロ」と言うんですけれどね。イタリア語で”新しい”という意味です。





解禁日もフランスよりもチョット早めで11月6日。





そりゃフランスよりも南ですから、熟成も早いですよね。





フランスのヌーヴォーがボジョレー地区のガメイという葡萄を使うのにたいして、イタリアのノヴェッロは各生産者が好きな葡萄で好きなように作っているため、味もさまざま。





今回coo-kaiで扱っているノヴェッロは、サンジョヴェーゼという品種の葡萄から作られたもの。





実はこの葡萄、ふだんからcoo-kaiでお出ししているボトルワインの中でも一番の提供本数を誇る品種なんです。





ですので、coo-kaiには熟成されたサンジョヴェーゼを飲まれたお客様も多いことだろうから、熟成期間の短いサンジョヴェーゼも飲んでもらえたら違いが明確にわかるかも・・・?との期待を込めてみました。





同じ銘柄でも年数の違うワインなどを比較して飲むことを「縦飲み」って言いますが、熟成期間がたったの1年との縦飲みなんて珍しいですね(笑)







大量に仕入れてしまってノルマのごとく売りさばくのはウチの店では難しいものですから、本当に数本しか仕入れておりません。




モチロンメニューにも掲載しておりませんので、興味のある方はぜひ声をかけてくださいね♪

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