IZACAFE coo-kai Blog

行って来ました！「APBANKバンド　野外フェス06　つま恋」

と言っても、ライブを観に行ったわけではなく、フードエリアに出店したお店のお手伝いなんですけどね。




お店は新宿のオーガニックカフェ「ＬＯＨＡＳ」。

イベント用のメニューは「大豆ミンチのタコライス」と「大豆のお肉のガンボカレー」の料理にドリンク。

植物性１００％ですので、肉やバター、卵などは一切使っておりません。
大豆をミンチにしてひき肉っぽくしたのがタコライスに入っていたり、大豆グルテンを加工した鶏もも肉のようなのがカレーに入ってるわけなんですが・・・




「コレほんと大豆？鶏肉でしょ！？」

ってぐらいに食感や風味が肉に近いんですよ。それでいてヘルシーなんですからね。御見それいたしやした。

それにしても、初日は暑かったぁ〜

ニュースでもやってた「静岡県が全国で最高気温を更新」したアノ日です。




テントの中だから直射日光はしのげるものの、ナベをグツグツやったり一升炊きの炊飯器のそばにいようものならタマリマセン。

「水分補給してる！？」をお互いに声かけあう異様なテンション。
私？もちろん飲んでましよ。ビールですけどね。当然。
(*゜∀゜)ﾅﾆｶ?




それにしても、３日間で来場者数が７万人オーバーのイベントなんて、どんな忙しさだろう・・・？
なんて思ってたんだけどさ、すごいよもぅ。
ライブの前や休憩時間なんかは、常にお店の前に長蛇の列！
２０人〜４０人ぐらいは並んでたんじゃないかな？

スタッフ全員がそれぞれのポジションを担当し、すごいハイペースでオーダーを受けて提供してたわけです。
初日の昼は３時間でナント６００食！！
１時間２００食って事は、オーダーを受けてからお金を頂いて、お釣りを暗算で計算して渡し、料理やドリンクを提供するまでに１０数秒ってことだよね。おおざっぱだけど。

その慌しさをblogでも伝わるように、写真撮ったりムービーを･･･なんて企んでたけど無理！ぜんぜん無理！
そんな事してたらスタッフやお客さまに何て言われるかわかりませんからね。
(-Д-)

そんなわけで、写真はすべて、仕込み中かライブが開催されている、コッチが暇な時間帯のみです。




ライブ会場からは少し距離があるためステージは見えないんだけど、音は聞こえてくるんだよね。
お店が暇になると、「フゥ〜っ」って感じに芝生の上に転がって、風にのって流れてくる生のライブの音につかの間の安息を味わってみたり。




ライブがはじまると、「さっきまでの人ダカリはどこへ行ったんだ！？」ってぐらい静かになるフードエリア。




コチラの雑貨＆催し物エリアでは、地球環境をテーマにしたブースがたくさんありました。




ひとくちに「地球環境の問題に取り組む」と言っても、その現実的な手法はさまざま。
この会場では、ドリンクカップはすべてリユースカップという再利用可能なプラスチック製。飲み終わったらお客様が所定の「エコステーション」に持って行き、そこで回収。その後会場内に設置された洗浄場で洗って乾燥。またお店に戻ってくるというシステムです。

そのエコステーションでもゴミは１０分別以上。会場内にエコ担当のボランティアのスタッフさんが大勢いるけれど、スタッフさんは一切ゴミを拾わず、分別も手伝わず、会場内のゴミの扱いをナビゲートするのみ。「意識とスタイルの普及」に貢献してくれてました。


参加していたアーティストも、ステージ上から環境に関するメッセージを投げかけ、心地いい音楽と共に来場者の心に響いたんじゃないかな？




そうして共鳴をうけた来場者が、その想いをノートに書き込んで、みんなで共有するための場所までこうして用意されていたり。

会場内での行為を改善するだけでなく、本当に大切なのは意識を改善して、このイベントから参加者がいつもの生活に戻っても、その意識をこの夏の思い出と共にどれだけ日常に投下できるかがって事なんだろうなぁ。

俺？俺には何ができるだろう？

お店では割り箸を一切使ってないけれど、パーティの時なんかには紙製のボウルや木製のフォークスプーンなんかも使ってしまっていますね･･･これに関してはもう発注するのやめよっと。
他にも、無理のない程度に、ごく身近なところでそんな事を実践して行きたいですね。

あとは、coo-kaiというお店のメッセンジャーとして、こんなイベントや活動、意義や理念のことを、blogやカウンターでの会話を通して、お客様に伝えていく事ができればな、と思ってます。


あ、そうそう。
すごく新鮮な発想を今回のイベントの地球環境ブースで身に着けました。

「フードマイレージ」って言葉、知ってます？
食べ物の距離。何のこっちゃですよね。

これは、その食品が私たちの手元へ来るまでにかかったコストのことです。
搬送コストがかかれば、それだけCo2も排出されたり、空気や海が汚され・・・って考えかたらしいです。

「なるべくなら近くで手に入るものを選択しましょう」って取り組みなんですって。

ネットがここまで浸透して、オンラインショッピングもとっても便利で品揃えも豊富になったこの頃。私もそんな文明にあやかっているわけだけど、オンラインではあまり意識することのない、リアルな距離と搬送コストの事を少し意識してみようかな、なんて思いました。


あー今回は長い日記になってしまいましたね。

最後まで読んでくれた方ありがとう。

お店でこんな会話ができる事を楽しみにしています。